2021のポリシー

 2021年も昨年に引き続き東京クリニックでは新宿区役所通りの利便性の高い立地の診療所として、外来診療の専門性を高め、質の高い医療を日々提供していく所存ですのでよろしくお願い申し上げます。具体的には1、発達・人格検査やその他認知機能検査等による心理状態の確認、2、薬剤減量に向けて治療方針の見立て、3、毎年認可される新薬の特徴の理解、また、一例としてラミクタールとバルプロ酸ナトリウムの併用による抗うつ効果や相互作用等の確認、4、医療ミスや重大な副作用、薬物依存・乱用の防止、5、近隣の調剤薬局の協力に基づく処方の充実、これらをそれぞれさらに質を高めよりよい外来診療を引き続き目指してまいります。

 また、当院の特徴としてクリニックを運営していくうえで、経理上で収入をあげなければ存続ができないという理由がない為、クリニックは純粋な臨床医学や患者サポートの提供を唯一の目的として医療を行うことが可能です。その為、公的医療機関や非営利団体よりもさらに運営側の都合に左右されることがありません。ですから、患者の意思や都合を医師側の都合で変更する必要が生じる可能性は原則的になく、自分の望む治療を受ける権利すなわち自己決定権や患者の尊厳を保障している重要な基礎となっているものです。その特徴を生かして患者様のより良いメンタルヘルスを第一に医療を提供してまいります。