プラノバールによる緊急避妊法

あすか製薬のプラノバールによる性交後72時間以内の緊急避妊法・モーニング・アフターピル

 性交後に妊娠を防止したいけれど自由診療のクリニックで診察から薬の処方、購入となると1万円前後かかることが多く、経済的な理由で緊急避妊薬の購入・服用を迷っている方は1錠の薬価が14.1円と安価な中用量ピルのプラノバールを用いて妊娠を回避することができます。性交後72時間以内に プラノバール を2錠内服、さらにその12時間後に2錠内服することで緊急避妊薬として働きます。

プラノバール配合錠

主成分:ノルゲストレル(Norgestrel)
エチニルエストラジオール(Ethinylestradiol)
剤形:白色の錠剤、直径約5.6mm、厚さ約3.8mm
シート記載:(表)プラノバール配合錠、AK376
(裏)PLANOVAR、プラノバール

この薬の作用と効果について

黄体ホルモンと卵胞ホルモンを補うことにより、これらのホルモンバランスを整え、月経周期および量の異常、月経時の諸症状などを改善します。
通常、機能性子宮出血、月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
・以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血栓性静脈炎、肺塞栓症およびその既往、乳癌や子宮内膜癌およびその疑い、肝障害、前回の妊娠中に黄疸・持続性そう痒症・耳硬化症が悪化・妊娠ヘルペスになった、鎌状赤血球貧血、デュビン・ジョンソン症候群、ローター症候群、脂質代謝異常、診断が確定していない異常性器出血がある。
・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

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添付文書PDF https://www.tokyoclinic.tokyo/wp-content/uploads/2021/08/3f0d2ff40c4ec4e37246857b5b576b3b.pdf

用法・用量(この薬の通常の使い方)

・機能性子宮出血:通常、1日1錠を7~10日間連続服用します。
月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全:通常、1日1錠を月経周期第5日より約3週間連続服用します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
・飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まずに、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
・喫煙により、副作用(血栓症など)がおこりやすくなるため、禁煙してください。
・皮膚にシミを作る原因となることがあるので、長時間日光に当たるのを避けてください。
・コンタクトレンズを使用している場合、うまく調整されなくなることがあります。
・セイヨウオトギリソウを含有する食品は、この薬の効果を弱める可能性がありますので、控えてください。