トピナ トピラマートによる食欲抑制・ダイエットについて

トピナ錠は海外において、むちゃ喰いに対して、無作為比較試験でプラセボと有意差を持って効果が示されており、同時に肥満症に対しても有意に体重減少が認められています。

<肥満症に対する無作為比較試験> 肥満患者385例に対し、6ヶ月間にわたるトピラマート(64㎎/日~384㎎/日)とプラセボの二重盲検比較試験では、24週後ベースラインからの体重変化は、プラセボが-2.6kgに対して、トピラマート群では-4.8kg~-6.3kgであり、プラセボ群との有意差が認められた。 (Bray,G.A.,Hollander,P.,Klein,S.et al.Obse.Res.,11:722-733,2003.)

<メカニズム> グルタミン酸受容体カスケードはカロリー摂取を促進するのに重要な働きを担っていると考えられて、トピラマートのもつAMPA/カイニン酸型グルタミン酸受容体機能の抑制作用が関連していると考えられています。

また、食行動異常は不安から生じている可能性も示唆されており、TPMのもつGABAA受容体機能増強作用も寄与していると考えられています。 

トピナ錠は、その他下記の疾患に対しても有効の可能性があり、海外ではその臨床試験がなされています。 ・アルコール依存症 ・コカイン依存、病的賭博 ・不安障害 ・双極性障害 ・片頭痛の予防効果 ・神経因性疼痛 ・本態性振戦 参考文献) 臨床神経薬理 12 :479-489、2009

その他 

GLP-1 オゼンピック
SGLT2 フォシーガ   

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オゼンピック(セマグルチド)Ozempic GLP-1ダイエット・糖尿病薬

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オゼンピックサクセンダよりも30週時点で体重減少率がより大きいことがグラフからわかります。オゼンピックは30週時点で開始時点では平均97kgのところ91~92kgとなっており大きな体重減少効果が出ています。

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男性であっても女性であっても食べることは好きだけど健康や体重が気になることは多いですよね。以前はサノレックスなどのダイエット薬を高度肥満症の人が使っていたことがありますが、今はもっと新しいお薬を使うほうが効果が高く健康的に痩せることができます。

GLP-1とは食事を食べた時に小腸から分泌されるホルモンで、食欲を抑え、食事の後の血糖が上がるのを抑え、かつ、膵臓からインスリンが出るのを促進するので厳しいカロリー制限や糖質制限をしなくても体重減少が見込める新しいおくすりになります。

このGLP-1を外から注射にて投与するのが、GLP-1受容体作動薬であるオゼンピック(セマグルチド)になります。

Ozempic®とは何ですか?

Ozempic®(セマグルチド:オゼンピック)注射0.25mgまたは0.5mg、1mgは、自分で注射する処方薬です。

Ozempic®(セマグルチド:オゼンピック)を1回注射するだけで、24時間、1週間効果が続きます。

肥満2型糖尿病と心血管イベントのリスクを軽減します。

当院で取り扱いがありますので詳しいことはお問い合わせください。