大塚製薬 抗精神病薬 REXULTI®(レキサルティ)成人の統合失調症と大うつ病補助療法の 2 つの適応で米国 FDA が承認

REXULTI(レキサルティ)は大塚製薬が創製した抗精神病薬で、ドパミン、セロトニン受容体との高い親和性を持つ、SDAM と呼ばれる独自の薬理作用を有する化合物です。

• 大規模な臨床試験において、統合失調症に対する単剤療法および大うつ病(MDD)補助療法でREXULTI(レキサルティ)はプラセボと比較し有意な改善効果を示しました。


• 米国では、成人大うつ病患者が約 1,500 万人、成人統合失調症患者が 240 万人おり、未だ有効性および忍容性のある治療が必要とされています。

脳内の神経伝達物質のセロトニンやドパミンの働きを調整し、統合失調症における幻覚や妄想などの陽性症状、感情の鈍磨や意欲の減退などの陰性症状、記憶などの認知機能障害を改善します。日本での適応は統合失調症で、うつ病を併発している場合も使えます。