こんにちは、東京クリニックです。ジェネリックを希望の患者さん用にマイスリー10mgの先発品とジェネリックとの差額を計算してみました。
ゾルピデム酒石酸塩錠10mgは各社から販売されていますが、例えばアルファベット順で先頭のあすか製薬のゾルピデム酒石酸塩錠10mg「AA」は(先発品がマイスリー錠10mgで薬価は)1錠17.90 円、先発品薬価54.60 円です。先発品とジェネリックで30錠あたりの金額を計算してみると、先発品のマイスリー10mgは1638円、ジェネリックのゾルピデム酒石酸塩錠10mg「AA」は537円になりました。差額は、1101円ですので3割負担だと約330円の差になります。
処方の際の計算方法(クリニックや薬局で処方の際は四捨五入等の計算方法が上記とは少し異なります)だと、一日一回就寝前に30日分の処方でマイスリー10mgは1500円、ジェネリックが600円となり、すなわち差の900円の3割の270円が窓口負担の差額になります。
なお、あすか製薬のマイスリーのジェネリックゾルピデム酒石酸塩錠10mg「AA」はどこで製造されているかというと、以下のリンクにある国内の工場で製造されているみたいです。またインドにも工場を作っているみたいですが、インドも医薬品製造業が盛んです。