ベタナミンは安全なおくすりです

こんにちは東京クリニックです。ネットや情報化社会では悪い情報が独り歩きすることがありますが、その一つに「ベタナミンを飲むと肝臓が悪くなる」という情報があります。それは添付文書に警告として”海外の市販後報告において、重篤な肝障害を発現し死亡に至った症例も報告されていることから、投与中は定期的に血液検査等を行うこと。”と書かれていることに端を発していると思われますが、当院では血液検査で肝機能の変化を追っていますが通常の服用においてそのようななく、他の普通のおくすりと同じで安全ですのでご安心ください。医療において医者は末期がん患者の疼痛には麻薬のモルヒネを使ったり、手術の際には麻酔を使ったり、科によって特殊性は異なりますが、専門家ですので不明な点があればご相談ください。

ベタナミンは軽症うつ病、抑うつ神経症:通常、成人は1回1~3錠(主成分として10~30mg)を1日1回朝食後に服用します。ナルコレプシー、ナルコレプシーの近縁傾眠疾患:通常、成人は1回1~10錠(主成分として10~100mg)を1日2回朝食後と昼食後に服用します。

薬効薬理としてはナルコレプシー及び近縁傾眠疾患に対して、覚醒作用、全般的精神賦活作用、大脳皮質の賦活作用と脳幹の鎮静作用を有し、うつ病、うつ状態に対して、中枢興奮作用に基づく抗うつ作用を有します。精神刺激薬としての作用はカフェインやエフェドリンより強力で、ドーパミンの放出を促進し再取り込みを阻害することでその効果を発揮します。

また、当院では別の中枢神経の働きを活発にするお薬もありますので抑うつ、傾眠症状がある方は医師までご相談ください。皆様にとって快適な社会生活が送れますよう願っております。