リリカ プレガバリン
中枢神経系においてカルシウム流入を抑制し、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制することにより、過剰に興奮した神経を鎮め、痛みを和らげます。
通常、神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う疼痛の治療に用いられます。
海外では全般性不安障害の不安軽減にも効果が認められ、適応が取られています。ただし、うつ病に対する直接的な治療薬としては、一般的には推奨されません。
抗不安作用:
リリカには、神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸(GABA)の働きを活性化させることで、不安を軽減する効果があると考えられています。