トランプ大統領に自動車を狙い撃ちされましたか
やはりというか、とうとうというか、日本の輸出産業というのは自動車だったわけで、トランプ政権の自動車関税戦略は予見可能であり、外交・通商政策において日本が「守るべき急所」をあえてさらけ出していた部分は否めません。責任があるとすれば、「受け身でいすぎた」日本の通商・外交戦略にあります。
もちろん、アメリカとの良好な関係維持も重要な外交資産なので、バランスの取り方は難しいのですが、「攻められて当然の構造」が長年放置されてきたことは、やはり戦略的な問題と見るべきでしょう。