





主旨
この文章の目的は、文春オンラインのフェイクニュースへの反論で、当院の名誉を守ることです。
まず、文春オンラインで事実無根の記事が掲載されていますが、このような表現がなされたことにより、みなさまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
当院は、患者さまおよび社会の皆さまに対して、根拠に基づいた医療を提供しております。当院は、医学的知見と倫理に則っており、患者さまの健康と安全を大切にしています。
文春オンラインで取り上げられた患者様は、クリニックを20件ほど掛け持ち受診しており、当院では都立松沢病院及び都立大久保病院に紹介していたものです。
さらに国立国際医療研究センターとも対応をしました。
患者の訴えは、下記のストレスから生じた自傷行為で、当院は捜査機関での取り調べに対して協力ました。
文春オンラインの記事は名誉棄損にあたるものと言わざるを得ません。
文春オンラインの記事は双方への事実確認や裏付けの事実確認を怠り、当院と個人の名誉を傷つけ、社会的評価を低下させるものです。
事実
A tiny gem of pure brilliance姫は18歳頃から統合失調症と境界型パーソナリティー障害、極度の不眠症、薬物等依存症を徐々に発症しています。
お姫様は新宿で買ったばかりのiPhone 13 Pro Max 1TBを令和4年2月26日午後10時頃に歌舞伎町の路上で無くしたために、リストカットを行い、被害にあったと説明したものです。
そのスマートフォンは紛失後に見知らぬ通行人によって歌舞伎町交番に届けられていました。
切創があったことから被害届を警察官が受理したものです。
姫は当時西新宿(渋谷区本町)で彼氏と同棲しており、北新宿と麻布十番は別の男性2名から住まわされていたものです。
当院では男性2名も特定しましたが、自然に話をするのを聞いていました。
姫は新宿警察署に何度も保護されており、具体的には女性の場合は原宿警察署が留置の管轄となることから、当時の交際相手である中国人の彼氏が原宿警察署まで迎えに来ることが複数回ありました。
中国人の彼氏は香港出身で、年齢はおよそ28歳で会社員です。
姫からはペットの餌をやる係とも、婚約者とも説明があり、日本語ができないことから二人の会話は中国語で当院では何を話しているのかさっぱりわからない状況でした。
家ではマイクロブタとネズミと猫2匹と犬などを飼っており、新宿中央公園に豚の散歩に連れて行ったか、餌を与えたかという会話をしているそうでした。
姫を含め二親等まで全員が小規模の宗教団体の信者であり、警察署に保護された際に迎えに来るのは彼氏が多かった状況でした。またその彼氏が付き添いで受診していたこともありました。
父親名義の時価30万円相当のスマートフォンはあんしん保証パック with AppleCare Servicesで3回目の保証を受けたようです。
姫は令和3年に2度のiPhoneの交換をしていて、2度目は強いストレスと不安を抱えていました。今回は3度目で保証対象外となる可能性がありました。
姫は、その交換にかかる間、父親の古いスマホを使うなどして非常に困っていた時期もありました。
姫はリストカット用のカミソリを普段からバッグに忍ばせていて、リストカットをすると気持ちが落ち着くという精神状況でした。
姫の妹はモノレールに飛び込み自殺を図って死亡したと聞きました。
反論
文春オンラインは詐話をそのまま記事にしています。しかし話が一方的です。従順になるために薬あげるから家においでよなど誘ったことはまったくありません。
姫と父親は文春オンラインに自ら応募し、自宅で写真撮影をしています。
当院では20歳頃にも他のジャンルの情報源に自ら応募していることを確認しています。
「昔は家族で今から車に乗って当たりに行くぞ」とか、「父親はプッシャーをしている」ということでした。すなわち当たり屋で、私も注意は高めておりました。
父親は休まずごみ収集の会社員を数年は続けているようでした。
過去には反社会勢力の運転手をしていた時期や「大麻と覚醒剤の前歴がある」とのことでした。
母親はマクドナルドで夜勤のアルバイトをしていましたが、令和3年の秋頃にやめています。
祖父と祖母は都営住宅に住んでいることを確認しています。
姫は長女で、次女もリストカットを週に一度するとメンタルが安定するとのことでした。
妹は引きこもりでした。
三女は小学生で明らかなADHDです。
次女と三女は通院時にどちらも一度、同席していたものです。
姫はサイレース2mgを100錠程飲んで寝れるか寝れない程度で、ベンゾジアゼピンだけでは不十分でした。
ベンゾジアゼピンを5種類を今日は2シートずつ服用するなどしていましたが、当院はすぐに非定型抗精神病薬と組み合わせて処方しました。
例えばエビリファイとか、リスパダール、セロクエルを就寝前に1シートずつ服用するなどして飲めば7時間程度眠れるという状況でしたが、昔のベゲタミンAを2錠と安定剤をその日のコンディションで服用して調整をしていました。
これは通常では考えられない量の服用です。しかし目的は睡眠時間の確保と抑制でした。統合失調症は抑制すると元気になります。
リチウムイオンバッテリーの漏電する電子の穴を防ぐとロスを防げる理屈と同じです。しかし、もうバッテリーは再充電できない状態になっているかもしれません。
重複受診のため、依存しているようにも見受けられますが、不眠が治らないので、本人は真面目でした。
当院もセカンドオピニオンで紹介状を渡しましたが、治療拒否か自ら通院をやめたのがすべてでした。
千葉の病院と、早稲田のクリニック、飯田橋のメンタルクリニック、西新宿5丁目の内科、松戸の歯科医院、品川や三田にある病院、女医のクリニックなどなど、すべての確認が取れたわけではありませんがこの数倍の精神科等に通ったということでした。
重複受診は医師の話を聞きたかったというのが本質でした。なぜ自分は夜にこれだけ飲んでも眠れないのかと不思議に思うのは当然で理解できます。
周りの健康な人は、朝起きて仕事に行き、夜に帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って、寝るというあたりまえの生活ができないのですから悩むのも当然です。
都立松沢病院から届いた逆紹介では当院と同じ診断でした。毎週、母親と一緒に通院していたようです。ただ、ひょっとすると悪化したかもしれません。薬の量を減らされて抑制が効かなくなったと考えられます。
措置入院はされていません。
実家は数年前に新築で建売住宅を購入していますが、すでに壁には穴が3箇所は開いているとのことです。
以前は小さな借家に5人で住んでいたとのことです。父親は以前、蕎麦と中華料理店を営んでいましたが、相続した店舗を売却したたそうです。両親は共に調理師免許を持っていて、母親方の親戚が近くにいました。
診察では「親が以前は大麻を家で栽培していた、2、3回捕まっている」「そのため電気代が高くて怪しまれた」「麻布十番の部屋からは魚がいっぱい泳いでいるのが見える」など奇妙な話が多く、真偽不明や意味不明のことを訴えるときがありました。
香港で足裏マッサージの仕事を数年にわたってしていたという話は本人も嘘とも認識しておらず、聞いている方としては「へーそうなんですね」という感じで、あとからなんか辻褄が合わないんじゃないかなあと思いましたが、しかし、中国語の日常会話やラインを中国語で打てるので本当かなと思い直すような状況でした。中国人仲間と麻雀を夜通しやることについても同じです。
友人は親友が1人で毎日ラインで話しているようです。話し始めると3時間位は夜通し話すことが多く、時間帯は深夜3時からスタートし、通話が終わるのが朝なので、いつに寝ているのかと周りからも心配されるそうです。
よく言えば活発な子なので、病気なのか健康なのか区別ができないという人もいると思います。
親友も美容に興味があり、インプラントや男性の話をしているようです。服を友達同士で交換しあったりして遊んでいるようでしたが、美容系とのことでした。本人と友達は同じブランドが好きになるとか真似をするなど、同調効果は強めに感じました。
例えば本人と友達がモンクレールやDolce & Gabbana、シャネルやクリスチャンディーオールが2人とも好きとか、フランフランのローテブルを真似して買ったといったことが認められました。
姫はインプラントは日本で手術し、鼻は韓国で美容外科手術を受けたことを術後写真で確認しています。なお、インプラントに関してもいろいろ長い話があるのですが、今回の主題とは異なりますので残念ながら省略させていただきます。ただ、間接的には強い精神面への影響があるのも事実です。これについては別の機会があれば説明します。
高校時代は実家から板橋区の工業高校へ歩いて片道4時間かけて通学していたと話していましたがその事実は確認できませんでした。看護学校は都立で一度社会人になった30歳程の女性が多くいる学校に進学したと聞いています。
その後は准看護師として働きたかったため、面接は何度も受けたようでしたがすべて不採用でした。しかし、派遣として短期間病院に勤務したことはあるようです。
精神科と個人輸入のサプリメントや美容等への知識はかなり高く、また、中国語とタイ語ができ精神科での受付やコミュニケーション能力、入力作業は非常に高いものがありました。
いわゆる同年代のメンヘラやトー横キッズ、普通の人とも話ができ、みんなに好かれるタイプに見えました。
姫は准看護師の仕事を真面目にしたいと思っていましたが、なかなか就職できずすぐに仕事の契約が終了する状況でした。
当院への初診は令和3年4月で、その時点で約20件ほどの医療機関を受診していました。「サイレースを2シートほど飲んでも眠れない」が主訴でした。
通院時は今からタクシーで行きますという予約電話が毎回入り、タクシー代は1000円程度でしょうか。たしかに西新宿5丁目駅近くから区役所前へは歩いてくるのはしんどいでしょう。車が運転できないので実家から品川駅までタクシーで行ったなどのエピソードも数多くありました。
父親も毎日家から池袋や上野にミニバンで子どもを連れてスーパーに行ったりする活動的な人のようでした。ひょっとすると覚醒剤をしている可能性もありますが活動的なだけかもしれません。
仕事が朝早いのでサイクルが普通の人とは違い、ショートスリーパーのようです。ヤクザとも違うのですが、恫喝するように感じる話し方をすることも多く、よく話す人です。
法的・論理的というよりも仁義とか責任とか、絆、人情などを大切にするタイプで、例えば「どう責任とるつもり?」などと仕事でも日常でも会話をするタイプでした。
当院では診察であまり否定や叱責をしません。通常の診察では患者に同意をするか、質問をするのみで話を進めます。
文春オンラインの記事は取材をしたとしても、詐話が含まれていた場合はどうするのでしょうか。取材とその裏付けで、二重に確認すべきです。当院では発言内容と、その裏付けを確認できた場合のみ完全に信用します。また事実であっても名誉毀損は成立します。事実の摘示は名誉毀損の成立要件です。
事実の摘示とは、具体的な事実を示して他人の社会的評価を下げる行為を指します。名誉毀損罪の成立要件のひとつで、事実の摘示がなされた場合は名誉毀損罪の成立を検討する必要があります。
仮に、取材において不適切に感じる一例として、女性と一緒にレストランで写真に写っていたとしても、それらには理由があったり、又は、やむを得ず同意をしている状況などもあります。
本人は東京クリニックで受付または事務として働きたいと何度も希望しました。
文春オンラインによる記事は誹謗中傷性が高く公平性に欠ける内容と言わざるを得ません。
当院では通院時の様相や申告、服装・持ち物、病気の症状(特にリストカット)、環境や家庭環境からしてこのままでは非常に危険性が高いと判断して、治療方針は突発的な事故や危険から身を守るために障害年金を受けることで、大人しくまずは落ち着いた生活を送り、収入源も確保することで不安を一つ解消することと説明し実行しました。
早期から精神障害年金の制度を説明し、診断書を作成して手続きの仕方まで説明して、障害年金2級を受け取れるようになりました。これは自分から言いだしたのではなく、薬を飲むよりも大切な治療ですよと説明しました。
受理された医療機関用の控えが年始頃に届いたため現在は年金を受給しています。
2級とは精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものです。
大久保病院へ紹介した理由は、高プロラクチン血症の治療のためです。
結論
都立病院をはじめとする20件以上の医療機関のなかで、日本年金機構への申請まで対応した医療機関は当院のみでした。
障害基礎年金2級の年間支給額は816,000円で、本人は労働によって収入を得ることができないほどの障害があるので、これが本当の保護・治療ではないでしょうか。
当院は日本年機構に対して障害認定日による請求で最も早く危険な行為を中止させました。自傷行為がなくなったかどうかまではで現在通院していないためわかりません。危険な行為にも色々あります。真面目な医師や、娘を持つ親の気持ちで、あたり前のことです。
統合失調症は近親者における発症率が高く遺伝素因が関係しており、文春オンラインの記事は家族ぐるみの詐話を基に当院と個人への名誉毀損がされています。
以上が嘘だと思う方は日本年機構へ開示請求して確認してみてください。
精神科医療への偏見や嫌疑を晴らし、遺伝的要因と状況説明のためにもやむを得ず診療情報提供書を一部公開します。
当院は今後とも、透明性を持ち、患者さまに信頼される医療機関であり続けるよう努めてまいる所存であり、引き続き、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。