チロナミン25μg錠のうつ病や基礎代謝向上への有効性

低用量リオチロニンは、甲状腺機能が正常で複数の抗うつ薬で効果が見られなかったうつ病患者の症状を改善することが示されました。うつ病を対象とした大規模臨床試験では、薬物治療にリオチロニンを上乗せすると24%の患者で寛解を達成しました。2001年のメタアナリシスでは、三環系抗うつ薬にリオチロニンを追加すると、特に女性で改善効果が見られるとされました。うつ改善効果を示すリオチロニンの平均投与量は45µg/日であり、甲状腺機能低下症の治療に用いる投与量よりも少量でした。リオチロニン服用患者の約9%が副作用のため服用を中止し、効果の性差は甲状腺での前駆体の代謝の差によると考えられました。

当院の患者さんでもチロナミンを併用することで症状の改善例があり副作用を心配される人もいますが用量がわかれば大きな心配はいらないことが多いようです。ご参考まで。